今、なにをするか

小さな人間の、些細な日々を徒然書き綴ります。小さな改革がやがて大きな変化につながる事を信じて。

愚痴なんてやーめた

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書くネタを思いつくのは、自分の中にうっぷんがたまっているとき。

前向きな考えより、後ろ向きな愚痴のほうが多い。

今日もそんなことを書こうと、途中まで書いていたのだけれど。

やーめた。

読み直してみて「自分だったら人のブログでまでマイナスなこと読みたくない!」と。

だから。

愚痴なんてやーめた。

今まで自分の悪い所ばかりに目を向けていた。

何かあると「自分は人より劣る」「社会性がない」「何が悪いんだろう、あれかこれか・・・」ばかり。

足りないものがあるのは当然。

人と比べてしまうのもしょうがない。

いちいち反応して、振り返って。

そんな時間もったいない。

よーし。

これからはいいこと、好きなこと、いっぱいいっぱい考えよー!

色メガネ

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予備知識には良い面と悪い面がある。

良い面は、それに対して準備や心構えができること。

悪い面は、そういうものであると認識して対処してしまうこと。

「あの人は、こういう経緯があって、それから今の立場になってるんだけど・・・」

という話を今年はよく聞かされた。

会う前からそんな知識を入れられた私は、あの人はそういう人なんだな、と斜めな見方をしてしまった。

でも。

実際に関わるようになって、その人の仕事ぶりをみたり、一緒に話してみたりすると、むしろ私に知識を刷り込んだ人の方が問題なのではないかと感じた。

色メガネを自分がかけるのは仕方ない。

かといって人にかけさせてはいけない。

誰もが人や世間、自分に対してすら色メガネをかけている。

が、それは自分の視野を自分で狭くしているだけである。

色メガネではなく、自分の素の感情で見る、感じる、判断する。

そんなふうに周囲と向き合っていきたいな、と思う今日この頃である。

現の証拠

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ふと目に入った小さな花。

探していると、意外と見つけられなくて。

でも何気なく目をやると見つかったりして。

触れると、肌触りも違うし、匂いも違う。

家に帰って調べたら、また新しい発見がある。

“観察”ほど楽しいものはない。

写真だけ撮って名前のわからない植物がまだたくさんある。

その扉をどんどん開けていくのが、なぞなぞを解くようで面白い。

 

この花の名前は『ゲンノショウコ』。

飲むとすぐに効き目があることから『現の証拠』というそう。

生薬として、下痢止めや整腸に使われてきたと。

今は薬も食べ物も豊富で、道端のものを口にしようなんて思わない。

昔これを初めて口にした人には、どんな背景があったんだろう。

「俺、腹下してて、でもお腹は空いて。もうなんでも食べちまえって思ってさ。この草食ったんだよ。そしたらピタっと下痢が治まってよ」

なんて。

それとも、道端の草花を調べている人がいて、干して煎じて根を食べてみたり、お茶にしてみたり。自分や飼い犬とかで試して見つけたんだろうか。

いずれにしても、現在はそうした人たちのおかげで便利に暮らせている。

先人たちへの感謝とともに、その知識を学び、先に伝えていくことも大事だな、と改めて思う。

 

日本列島に生きるということ。

9月27日(土)、木曽御嶽山で噴火が発生。

水蒸気爆発ということで、予測が非常に難しかったとのこと。

亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、現在も懸命に捜索している方々、救助を待たれている方、関わっている全ての方が少しでも希望が見出せますように。

 

「予測が難しかった」

ここ数年、自然災害で多くの方が亡くなられています。

自然からみたら、崖が崩れるのは安定するためであり、地震が起きるのは歪を解消するためで。大雨が降るのも大気が安定へ向かうためであり、噴火するのも地下にたまった力を解放するためで。自然の摂理に従って、起こるべくして起こっています。

決してノアの方舟のように、全てをなくそうなんて意図はありません。

 

天気予報が発達したのは、農耕民族にとって必要不可欠だったからかもしれません。

航海する人にも、空を飛ぶ人にも必要でした。

でも噴火予報や、地震予報は、全ての人には必要ではありません。

世界レベルでみると、一生のうちに経験しない人のほうが多いかもしれません。

日本は、世界的にも地殻変動が活発なところです。

活発ゆえに、日本列島が形成され、その上に国が作られ、多くの人が住み、独自の文化が発達してきました。

地殻変動がなければ、今の日本はありえません。

日本列島の上で、日本人は生きているのです。

 

「自分の住んでいる足元の歴史を知っていますか?」

コンクリートで見えなくなっている足元。

ビルで隠れてしまった周囲の山々。

埋め立てられた谷、川、湖、それに海。

必要以上の情報と、切り取られた情報。

防災・減災で大事なのは「予知」とか「予報」とかではなく、「足元を知る・伝える」ということだと思います。

「予知」や「予報」はあくまで手段の一つにすぎません。

そうでなければ、スーパー堤防ができたり、活火山には必要以上のハード対策がなされ、ただ「怖い」だけになってしまう。

「怖い」ではなく、怖い「原因」は何なのか。

「火山」って何なのか。

なぜ日本には火山や地震が多いのか。

どうしたら、それらとうまくつきあっていけるのか。

そこに視点を当てないと、これからますます異常気象や地殻変動の活発さが続きそうな将来、何も変わらないと思います。

 

今を懸命に生きていれば

久しぶりに書きます。

前回の更新からいろいろありました。

良かれと思ってしたことが裏目に出たり。

初めてのチャレンジに尻込みして、企画を流してしまったり。

彼の家に通いすぎて、大家さんにお叱りをうけたり。

他多数。

ほんの数ヶ月に、よくもまあこれだけ経験できたものだと、我ながらビックリ。

自分の性格にほとほと呆れ。

もう嫌だな、やめようかな、逃げ出したいな、なんて。

このブログを始めた時から、全然変わっていない自分に腹立たしくなって。

 

でも変わったことがひとつ。

相談できる人、支えてくれる人ができたこと。

その人たちのためなら、なんでもしようと思えるし、行動だってできる。

ちょっと粘ってみようとか、考えを変えてみようとか。

今のベストの判断、今できる最高のパフォーマンス。

瞬間、瞬間を大切にしていけば、道は開けると信じられる。

だから、自分にできることから、ちょっとずつ、またやっていこう。

というわけで。また書き始めます!

 

 

 

 

 

言葉を紡ぐ大切さ

前回の更新から2か月近くあいてしまった。

盆と正月がいっぺんに来たような、怒涛の2か月だった。

新しく来た地で。

共に歩みたいと思う人ができたり。

シェアハウスが始まったり。

山登りとコーラスも絶賛継続中。

念願の観光系の仕事も始まりそうで。

仕事で情報発信をあれこれやってみたり。

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そんなこんなで、年の初めに考えた目標もわからなくなり。

気がついたら目の前のことで精一杯で、心の余裕がなくなっていた。

なんでここに来たんだろう?

何ができるんだろう?

本当にやりたいことにつながる?

考えれば考えるほど悪い方へ思考がループし。

先週前半までずーっと気分が落ち込んでいた。

そんなとき、自分に力を取り戻してくれたのは、東京の電車の中だった。

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懐かしい通勤電車の中。

「顔」のない人々。

みんな「個」なのに、同じような塊に見える。

みんなどこへ向かい、何をするのか。

そして同じように、多少疲れた顔で、また家路へ戻るのか。

これだから都会は・・・。

これだから都会は?

実際は田舎も同じじゃない?

違うのは、四季が移ろうのがハッキリと見えるだけ。

人の営みは全く変わらない。

問題は場所ではなくて、「自分が」そこで「何が」できるかなのだ。

そんな考えに至ったら、なんだかスッキリした。

そもそも考える時間も、自分の言葉を発する機会も、持ててなかった。

考える。

言葉にする。

それも、自分なりの言葉にする。

それは何よりも大切なことだと思う。

誰かが言った言葉をそのまま飲み込める人はいない。

必ず自分なりに咀嚼しているはず。

きっかけではあるけれど、本当の薬は自分の中にある。

ということで。

また出来る限り、ブログを続けていこうと思います。

よろしくお願いいたします。

 

春雷

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忙しさは突然やってくる。

4月1日から新しい仕事につき、最初は全然これといったことがなく。

のんびりした時期が2週間くらい続いた。

周囲が忙しい中、ゆるりと働いて定時に上がるのはなんとも居づらいものだ。

ぐっと我慢して、先日、そろそろ時期が来たなと思い、仕事内容を提案。OKが出て、ついに走りだした。

それだけでも大きいのに、時間があったときに進めていた情報発信の業務も、見直し含め戦略が必要と分かり、本腰を入れることになった。

さらに。

自分の仕事とは別の仕事で外出することが出てきた。

加えて。

たまたま知り合った人にすすめられて、コーラスの会に入会。

おまけに。

ラーメン屋のおばちゃんに紹介してもらった人との付き合いも継続中。

まだある。

地方に住むと、その自治区に所属することが大事である。

私の地域では「組」というのだけれど、それに入ることにもなった。

 

昨日、雷が鳴った。

春雷。

寒かったこの地も、いよいよ春が進み、夏へ向かっていく。

わたしの仕事も、雷とともに夏に向けて走り始めたようだ。

慣れないことも多いけれど、楽しんだもん勝ち。

こうなったら誰よりも楽しみまくりたい。

今年の夏は例年にない夏になりそうな予感である。