お田植え完了!
今住んでいるあたりは標高が高いので、お田植えの時期も遅め。
例年は5月の中・下旬~6月上旬に行われるが、今年は4月後半からぐんと気温が上がったため、苗の育ちがよく、みんないつもより早めに植えたそう。
私は専ら手伝い専門。
今年は2カ所の田んぼのお手伝いをした。
手伝った田んぼは、いずれも手植え。
ぴんと張ったひもを移動していきながら、みんなで一斉に植えていく。
苗の育て方も農家さんによっていろいろで、育ち方も違って面白い。
田んぼの状態も全然異なって、ヒルのいる田んぼもあれば、どじょうが住んでいる田んぼもある。
土日に仕事があっても、お田植えのときは「すみません、お田植えがあるので休みます」という理由もまだまだ通じる、そんな地域である。
減反や育てる作物の転換を推奨しているご時世だけれど、稲作文化は日本人の土台だと思う。
わたしの幼少時代も田んぼの畦を走り回っていたし、電車の窓から見える光景は金色に輝く稲穂だった。
この地域では今移住者が増えている。
それは都会では見られなくなった心象風景に戻ろうという、ごく自然な選択なのかもしれない。
異常気象が続く昨今だけれども、どうか今年も豊作に恵まれますように!