美容は肌のお医者さんだった
20代前半まで美容にはまったく興味がなく「すっぴん上等!」状態。
社会人になって間もない時、女性の営業の方から指摘され、薬局の化粧品コーナーへ行ったのが気にし始めた最初だと思う。
それでも日焼けなどは全然お構いなしで、「焼けているほうがカッコイイ!」と思う始末。
変わったのは30代直前。
島で働いていたときの日焼けっぷりは半端なかった。
しかもなかなか元の色に戻らない。
今も背中や二の腕にばっちり跡が残っている。
それが縁あって、最近初めてエステに通っている。
まさか自分がサロンに行くなんて、一生無いと思っていた。
エステというのはお金に余裕のある人のための道楽の一種、という考えしかなかった。
行ってびっくり。
「肌は28日くらいで生まれ変わるんですよ」
かたや私の肌は乾燥しきっていて、生まれ変わりも遅くなっているという。
というわけで、まず勧められたのは水をたっぷり飲むこと。
やたら顔に化粧水をつけまくってもだめらしい。
「お肌は畑と一緒です。栄養もなく乾燥した土地の表面に、いくら肥料を蒔いたり、お水を与えたりしても変わりません。まずは耕して、内側から少しずつ変えていくんですよ」
なるほど、ごもっとも。
なので、食べるものでもずいぶん違ってくるらしい。
食生活の改善にもなって、お肌も潤うなんて素晴らしい!
エステは決して道楽などではなく、お肌の病院なんだなと心から実感している、今日この頃。
人生何事も経験ですね。