好きこそものの上手なれ
連日、ソチからアスリートたちの熱い戦いが報じられる。
素晴らしい結果を残す選手もいれば、全く納得のいかない結果に、悔しい思いをする選手もいる。
メダル、メダルと言うけれど、世界中から選りすぐりのアスリートたちが集まって、その中のトップ3に入る、というのは並大抵のことじゃない。
お金を積めば勝てる、というものでもないし、実績があるから勝てる、というものでもない。
ただ、共通して感じるのは、「みんな本当に好きなんだなあ」ということ。
自分を追い込むくらいの練習、転戦、ケガとの戦い、大変だろうけど、そこまで情熱をもって、一つのことに打ち込む人生に、凡人の私は羨ましく思う。
振り返って自分は、好きなことばかりして生きてきた。
といっても、うまくいかなかったらすぐに方向転換してしまう。
そこが大きな違いだ。
「すぐに方向転換できる」くらい、恵まれた環境にいたのかもしれない。
あえて「自分を追い込む」くらいやらないと、人生ずっと「何か一つのことを成し遂げる喜び」は得られないで、ぼんやりした人生になる気がする。
4月からバイト先を変えることができそうだ。
「一つのことに打ち込む」ために今のところだと時間が足りない。
「好きなことをできる環境」にいるなら、本気で取り組むべきだ。
方向転換や、ぬるま湯の欲望をふりきって、私も何かを成し遂げたい。
メダル級じゃないけれど。
今度こそ、自分のメダルを狙って取り組んでいきたい。