始まりの時
ちょっとマニアックな写真ですが。
これは伊豆大島の土台を作っている一部の写真です。
どうやって作られたんだろうな~??
と、見るたびあれこれ想像していました。
何度も書いていますが、伊豆大島は定期的に噴火する島なので、ほかの火山に比べると研究は進んでいます。
ですがそれは最近の活動についてのみ。
火山は古くなればなるほど、研究が難しいようです。
伊豆大島でわかっているのは、この島は3つの火山で成り立っているということ。
一つの火山がずっと噴火してできた島ではないんですね。
西ノ島の近くで、海底火山の噴火があり、今まさに新しい島ができつつあります。
この火山の推移はわかりませんが、いつか西ノ島とくっつくのかな?といろいろ想像しています。
噴火の映像を見ていたら、伊豆大島もこんなふうにできたのかなあ、と感慨深くなってしまいました。
伊豆大島の起源は数百万年前~数十万年前にいたります。
そして数万年前に3つの火山を覆うように、大きな噴火があり、一つの島に成長したといわれています。
ということは、この海底火山の噴火はまだまだ「始まり」にすぎない?
その瞬間を今見ているんですね。
わくわくするなあ!!
そこに人がいれば、自然の活動は「災害」になります。
でも人がいなければ、それは自然の「営み」です。
ものすごいエネルギーを内部にもつ地球。
住まわせてもらっている身として、慎んで、畏れて、そして楽しんで、共に生きていきたいものです。