心の処方箋
先日図書館で本を5冊借りた一覧です。
・「若者、バカ者、よそ者 イノベーションは彼らから始まる!」
(真壁昭夫、PHP新書、2012、253p)
・「どんな状況からでも成功する法」
(コーチ・カルダン、きこ書房、2012、239p)
・「考え方のコツ」
(松浦弥太郎、朝日新聞出版、2012、191p)
・近代消防ブックレットNo.15「自分をかえる!自分カイゼン41の方法」
(松崎俊道、近代消防社、2004、111p)
・「人生処方詩集」
(E・ケストナー/小松太郎、ちくま文庫、1988、289p)
なんちゅうラインナップかと思います。
効果があるかないかは不明ですが、ひとつ一番最後に挙げた本は効果があるかも。
E・ケストナーは日本では児童文学作家として知られていますが、もともとは詩人として有名だったそうです。この本は病気には救急箱があるのに、心の苦しみにはそれがない、ということで書き上げられた詩集です。
薬と同じように、それぞれの症状に対する詩があり、たとえば「人生をながめたら」、「孤独に耐えられなくなったら」、「怠け癖がついたら」、「自信がぐらついたら」といった症状が羅列されており、それに見合うと思われる処方詩が載っているといった具合です。
私が気に入ったのはこの詩です。
症状:「教育が必要になったら」
処方詩:「倫理」
実行しなければ
善はない
思わず笑い、思わずうなってしまいました。
お見事!!
実行あるのみ!