チームワークが苦手
今日は久しぶりの野球観戦。
野球を見るのは、当初は飲んで食べて大声で応援する、いわばストレス解消目的だった。
でも近頃はチームプレーや試合の駆け引きを見るほうが断然面白い。
暑いマウンド上、一人エースが投げる。帽子から汗が滴り落ちるほどの必死の投球。それそうなボールを見事に受け止めるキャッチャー。絶対ヒットだろう!という当たりに食らいついてアウトカウントに貢献するバック。伝令の子ですらマウンドに全力で駆け寄り、最高の笑顔で選手たちに監督の言葉を伝える。
マウンド上のピッチャーは孤独か?
きっと彼が、試合の勝ち負けは俺にかかっている、と思っていたら孤独だろう。
でも前橋育英のピッチャーは違っていた。
「打たれてもバックがいるから大丈夫」
「信頼」が画面からひしひしと伝わってきた。
お互いを信頼し、チーム一丸となってアウトを取りにいき、全力の攻撃を展開。
一人ひとりが自分の役割を果たすだけではなく、周囲との協調、調和によって、さらにその力が膨らんでいた。
それにものすごく感動してしまった。
私はチームワークが大の苦手。
でも信頼しあえる仲間がいたら、仕事もものすごく楽しいだろうなあ、きっと自分一人だけではできない、思いもよらない仕事ができるんだろうなあ、と羨ましく思う。
ただ実社会では、いろんな思惑があり、ともに歩んでいるようで足並みはバラバラといったことが多々ある。
リーダー任せになったり、自分の考えを譲れなかったり(これ私)、自分ばかり仕事を引き受けたり(私の会社の上司)、コミュニケーションが少なかったり。
孤独なピッチャーは、きっとどこの強豪チームに移籍しても、きっと勝利数が少ないだろうな、としみじみ感じた。あ、自分?
チームワーク。
次の仕事を探している最中だが、私もチームの一員として全力で社会に貢献できる社員になろうと決意した、今日の野球観戦だった。