今、なにをするか

小さな人間の、些細な日々を徒然書き綴ります。小さな改革がやがて大きな変化につながる事を信じて。

春休みのこどもたち

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これは今月の初め、与論島で見つけた謎のマイマイ

なんだろう?と調べてみたら、どうやら「キセルガイモドキ」っぽい。

陸上で生活する貝。

平たく言うと、カタツムリの仲間?

都会に住んでいると、最近はカタツムリさえも見ないけれど、さすがは島。

街の子供たちはいろんな虫を見る機会があるのかなあ?

 

美容院の帰り道。

家の近くに雑木林と広場の公園がある。

雑木林の散策路を抜けようとしたら、小学校低学年くらいの男の子たちがキャーキャー騒いでいた。

「わー!ムカデ、ムカデ!!危ない、危ない!!!」

えっ?!ムカデ?

伊豆大島で散々格闘した憎きヤツ。意外と近くにも生息していたのだ。

「どこどこ?」

おせっかいな私も子供たちとのぞく。

全長7cmくらいのやつが、道に出てきた。

私「危ない、危ない!!」

少年たち「毒がある?!」

私「毒と鋭い牙があるよ。刺されると腫れちゃうよ」

少年たち「もう一匹いたよ!!!」

私「おー、それはペアだね。巣があるんだね」

少年たち「ハサミ虫がこの中にいるんだけど・・・」

ペットボトルに入った土と虫を見せてくれた。

「もうムカデは嫌だよ。今度はアリを探そう・・・」

 

どうやら少年たちは、ペットボトルに虫を捕まえて、観察するのを楽しんでいた様子。

その途中でムカデも掘り当ててしまったらしい。

驚いたのは、こんな都会の子供たちでも、ムカデを知っていること。

そしてムカデが危ない、ということを認識していることだった。

 

身近な虫や植物に気がついていないのは、大人だけかもしれない。

コンクリで囲まれた世界でも、きっと子供たちは何かを見つけるだろう。

好奇心旺盛な子供たちは、大人よりも調べる手間を惜しまない。

春休み、満喫しろよ~!