旅路の果てに・・・
「旅」というのは「縁」がないとできない、と思う。
2011年1月頃、この3月は東北へリアス海岸を体感しに、「青森まで上ってから各駅停車で海岸線を帰ってくる旅」を本気で計画していた。
計画はとん挫。
その頃は正社員でバリバリ働いていたので、長い休暇がとれず、異動も関わったためだった。
行っていたらどうなっていただろう、とたまに考えてしまう。
だけれど、やっぱり行くことはなかっただろう。
わたしは本当に東北とは「縁」がない。
それでも毎年、「秋田・山形、日本酒を堪能する旅」を懲りずに計画してはとん挫を繰り返している。
今回。
念願かなって、初の沖縄!
沖縄はなんだかんだでお金がかかる、というので今まであきらめていた。
今度の旅では、別の目的地のための経由地点、としてたまたま訪れることができた。
とはいえ那覇着19時。
その日は寝て終了。
翌日は13時台の飛行機に乗らなければいけなかった。
せっかく行くのだから・・・。
といって、調べ上げた挙句、行けそうなのは・・・「首里」!!
当日は午前中早めに宿を出て、首里城へ向かうことに。
大きな荷物も、ゆいレールのコインロッカーに預けることができ、身軽に散策できた。
沖縄。
そこはあの戦争でたくさんの悲劇が起った場所である。
そんな場所を訪れられるか不安だった。
だけれども、この首里のあたりは緑が多い。
首里城も戦争で大きな被害を受けたところだというのは、なにかで読んだ。
それでもこのあたりの木々の力は、沖縄の力だなあ、と感じた。
修学旅行生も多く、首里城へ入るのは断念。
緑を求めて周辺を散策。
散策の末、素晴らしい展望のある公園に行きついた。
「旅路の果てには、もしかしたら探している答え、が見つかるのかもな」
なんて、ちょっと宮崎駿映画的なことを考えてみた、沖縄の昼下がりだった。
長い旅はしばらくお休み。
今日は健康診断で”電話”はお休み。
明日でバイトを退社する。
最後の奉仕の末やいかに。