愚痴
愚痴を言いたいときは多々あります。
あんなこと、聞いてもらいたい。
こんなこと、あの人ならどう考えるか訊いてみたい。
ただ、「愚痴」は言う方も、言われる方もスッキリしないことが多いものです。
聞く側に自分の愚痴がたまっていれば、相手の話を受け止められない。
話す側がまくしたてるような話し方では、聞いている方も大変。
それでも「言うこと」は大事だと思います。
じゃないと自分の中でループして、悪循環になってしまう。
私は「悪循環タイプ」で、それもあって最後爆発してしまい、散々な結果になってしまいます。
愚痴は聞いても気分の悪いもの。
でも、それを「受け止める」ことって、大事だと思います。
だから、受け止められる人はすごい。
SNSで愚痴ると、すぐに批判が入ります。
じゃあ、一人でいる人は、いつどこで誰に打ち明ければいいのか。
「愚痴」には、「自分の対応の不確実さを判定してもらいたい気持ち」が含まれていると思います。
あの時の対応はそれで良かったのか、間違っているなら批判してほしい、でも少し気持ちを汲み取って欲しい。
相手との対話で「心の整理」をするきっかけではないでしょうか。
どんどん外に出した方がいい。
そしてどんどん受け止めたい。
いろんな考え方はあるもので、それで言う方も、聞く方も、幅が広がるかもしれない。
いつか受け止められる心の余裕を、もてるような人間になりたい。
そう思った11月の初めでした。