わたしと海
今日、久しぶりに海の知り合いの方から手紙をいただいた。
もちろん写真の「ハマフエフキ」からではない。
私と海との出会いは、ごく最近。
2年前の夏、急に島に行きたくなって、神津島で体験ダイビングをしたのが最初だった。
それはものすごく苦痛で、二度と海に潜るまいと思ったけれど、海の中はとにかく美しかった。
その年に、なぜか無性に「マナティ」に会いたくなって、マナティスイムのツアーを探した。
そうして申し込んだけれど、マナティツアーは開催しないで、別に「アシカ」スイムをやるからマナティの練習にどうだ、というので申し込んだ。
(あとで気付いたことだけれど、当時書店員だった私は、マナティの可愛さに惚れこんで、ある1冊の本を大量に仕入れて販売していた。実はそのカメラマンが主催していたツアーだった。)
これが本格的な海との出会い。
去年の2月に初めて「スキンダイビング」をした。
いわゆる「素潜り」だけれど、私の場合ほとんどただの「シュノーケル」。
それでも野生のアシカと泳ぐのは、すごく面白かった。
最初は怖かった海も、徐々に慣れた。
そして6月、今日手紙をいただいた人と御蔵島に「ドルフィン」スイムに行った。
台風が接近していて散々だったが、それでもイルカと泳げたとき、これは奇跡かと思うほど気持ちよかった。
さらに10月、アシカスイムで知り合った友人のすすめで、伊豆大島にダイビングのライセンスを取りに行った。
これがきっかけで今年の4月から伊豆大島で仕事をさせていただいた。
海ナシ県で生まれ、何がどうなって海と縁があったのか。
今後は海ナシ県にまた戻ろうとしているけれど、これからも海との関わりは不思議と続いていくのかもしれない。