2020年の自分
たまにはお題に沿って書いてみる。
2020年といえば7年後。
7年後の自分を描くのに参考になるのは、7年前の私だろう。
7年前。
2006年。
平成18年。
あ、社会人になった年だ。
そもそも大学時代は「大学院に行く」「地質コンサルに入って技術者になる」「社会人を経験する」しか考えてなかった。
大学院に行ったら、自由すぎて大した研究もできずに悲惨な就活をする羽目になるだろう、と思い断念。プラス入試の小論と英語で尻込み。
技術者になる、は、現場の人と関わることが何度かあって、細かいことを積み重ねるのは向いていないと思い、断念。それにもしかしたら環境を壊す仕事に関わるかもしれない、ということが嫌だった。
そもそも自分は世間知らずすぎるから、一度社会に出るべきだ、ということで社会人への道を選び、就職活動に勤しんだんだった。
応募した企業は「第一志望、書店」。
結局、大学時代のアルバイト経験と私の批判に満ちた面接が受け、書店に入社。
その頃、「7年後も書店員でいたい」なんて考えてもいなかった。
そして7年後にもう一度仕事を探しているなんて、想像すらしていなかった。
では7年後、私はどうなっているか。
いや、どうなっていたいか。どうありたいか。
一、自然回帰していたい
(私の人生の目標は、「自然と文化と人が共生するコミュニティをつくる」だから)
一、ここにくると落ち着く、小さなお店の小さな店長
一、毎日を楽しんでいる
こんな目標があるのに、ハローワークで職探ししてていいのか?
行くたびに感じた異様な雰囲気。
申し込んだ会社からの返答の遅さ。
職員の、なんとも楽しくなさそうな顔、声、やりとり。
こんなところから、なりたい自分の未来が生まれるか。
生まれない。
転職サイトもしかり。
企業の夢は私の夢じゃない。
伊豆大島にずっといていたら、なりたい自分の未来は見えたか。
きっと見失っていた。
7年ある。
無為に働くのではなく、実現するために行動しよう。